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NK谷町ビル
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所在地 大阪府中央区谷町7
建築主 日蓮宗海宝寺
施 工 東急建設
延床面積 6.400u
構造・規模 S造、地下1階地13階
竣 工 1989年 8月 |
王義之の遺墨による石彫の創作ビル名表札は、漢字のない部分は入+ノで「N」とし、人+ノで「K」、花のヒと心を使って「ビル」としました。
この谷町界隈は大阪城ゆかりの由諸ある寺院が建ち並び、今も小鳥のさえずりが聞こえる閉静な趣きが残っています。
また、この敷地がちょうど道頓堀川と直角に交わる夕陽丘の北の高台にあるため、どの橋の上からも真東にそびえ建つ威容を望むことができます。 |
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夕映えの当ビル
道頓堀川より |
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茶庭とホール・創作レリーフの壁 |
当該敷地は寺院境内地であって奥には本堂と墓地があり、この容積を谷町筋沿いに集約することで、計14層階の構成が可能ととなりました。
しかし寺院という和風様式美と合理的オフィス機能という相反する2つの空間を共存させる試みとなった1階では、7種類の出入り口が必要となりました。@庫裡玄関A寺用本玄関B本堂用玄関C墓地の通路Dオフィス玄関EK.P通路F車出入口。
寺面積は全延床面積の20%程度ですが、存在感は80%以上とも言えます。そのため4階まではスペイン産御影石をバーナーと本磨きで重厚さと格調高さを出し、低層窓部には独得のデザイン格子で寺のリズムをかもし出しています。5階からのミドル・トップは特徴あるブルーのハーフミラーを白のフッソ鋼板で大きく壁面上に縁廻りをとっており、2つの大きな雁行が斬新なデザインとなっています。寺院部4階は諸家部屋、3階は78帖の大客殿と多胡石で作った水業場、2階・1階は庫裡とエントランスホール、地下1階は、中客殿38帖と住職執務室、貴賓室、ホール石庭2ヶ所および茶室となっています。 |
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| 茶室 残月亭残月床写 |
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オフィス玄関・創作レリーフ |
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| 寺院本玄関 |
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78帖大客殿 |
| 残月亭残月床写。残月床は出床の形となっていて床柱が座敷の中ほどに立ち、この柱を中心に床や天井の高低が付き変化に富む構成が展開しています。太閤さんがこの柱にもたれて月を賞でたとされていることから太閤柱と呼ばれ、松の四方柾、丸太框の蹴込床、天井ノネ板に竹竿縁の化粧屋根裏で、落掛は北山丸太となっています。恐れ多くも代表的な利休茶屋の写しをさせていただきました。 |

和風の厠 |
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