この大林寺はもともと大阪北の太融寺界隈にあったそうですが、今は阪急宝塚線の清荒神に約2,5000坪の広大な敷地を持つ由緒あるお寺です。このホールは170uほどの多目的ホールですが、ロータス(蓮)ホールと命名されました。寺院の荘厳さと格調高さを表現しながら、ほっと緊張を和らげる憩いの空間でもあります。この相反する2つの要素が存在するのでいくつかの工夫を試みました。内部空間では木工作家雨森一彦さんによるユニークな創作ドアであったり、パリ在住のオスティエール氏による七夕伝説、牽牛星と織姫星のそれぞれを和紙に墨絵で陰陽の宇宙観で現したものを障子貼りしてシェードに使いメイン照明とし、他にトップライトやスポット照明で時々を演出します。他にも天井のアーチ、吹抜けの塔屋、カリンのフロアー、などがあります。和風でありかつ洋風でもある、すなわち和洋共鳴・和洋共振としています。中庭も安らぎを醸し出す大きなファクターになりました。
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所在地 兵庫県宝塚市清荒神
建築主 住職 木下達雄
施工 小林住宅
延床面積 220u
構造 S造瓦葺
竣工 1999年8月
木工作家 雨森一彦
照明画 J-OSTIER
撮影 中村史郎 |